
ふと空を眺めていて、生まれた問い
先週開かれたwov THINK EVENT前に、wov表参道オフィスのお庭を散歩していました。なんて空があまりにも青々しい…
はて「Q. 空はなぜ青いのか?」。みなさんはこんな「問い」、一度は考えたことありませんか?
いやいや、空が青いのは当たり前だろう、といつの間にか大人になるにつれて、考えるのをやめてしまうひとが増える一方、そんな問いに向き合い続けてきたひとたちがたくさんいるのを知っていますか?
(プラトン/紀元前427-347年)
A. 白と輝きがいっしょになって、暗黒を照らす…
(レオナルド・ダ・ヴィンチ/1452-1519年)
A. 空それ自体の色ではなく、加熱された水分によって生じている。というのは、水分は加熱されると蒸発して、目に見えないほど小さな粒子になるが、それらの粒子が太陽光線に引き寄せられ、火の領域の深い闇を背景に照らし出される。そして上方にある闇が、粒子にとって屋根のような具合になるのだ…
(レイリー、本名 ジョン・ウィリアム・ストラット/1842-1919年)
A. 空気には分子というものがあり、それらが光を散乱することで空を青くしている…
さらに湧いてくる問い
さて、Q. 空はなぜ青いのか?という問いに対して、上記のようないろいろなAを出してきた人類ですが、ここで「ふーんそうか」「なるほどわかった」で終わってしまってはいませんか?
ここはあえて、ちょっとだけ、「立ち止まって、深く考え」てみましょう。
よーく空を眺めてみます。
さらによーく空を眺めてみます。
まだまだよーく空を眺めてみます…
私には、さらなる問いqが、浮かんできてしまいました。
q. そもそも、空と空でないものの境界はどこだろう?
q. なぜ、「あれ」を「青い」と自分は思うのだろう?
q. 他のひとの「青い」と、自分の「青い」は本当に同じなんだろうか?
この世界には、自分で深く考えることでしか気づけないことがあります。なにより、自分で深く考えた体験は、自分を裏切らないと考えています。
wovは、これからも考えるあなたの追い風となりたく、「立ち止まって深く考えるための機会」を提供して参ります。
Profile

Founder&CEO
Daishi Matsukura
知的好奇心をエネルギー源に、日々答えのない問いに胸が熱くなりながら挑み、未知を開拓しています。人々の営みや世界そのものを受け止め、輝くバトンを後世へ引き継いでいきます。